美しさと信念

均等に愛せないヲタクの呟き

葛藤と決意

葛藤と区切りを付けるための決意表明

(所謂担降りブログです)

 

 

担降りをどうしようか考えながらこの記事を書くにあたってたくさんの担降りブログを読ませていただきました。先人様方の担降りへの考え方、大変参考になりました。ありがとうございました。

現担当に出会ってから、何度も何度も担降りをするか、担当を一人に絞るか、ずっともやもやぐるぐると考え続けてきました。ちなみに前回の記事では

“タイトルにもあるように私はJr.担になりました。えっ三宅さんは?ってなると思いますがそこは…………ちょっと…………今は絞れないです………しばらく掛け持ちになりそうです………………………”

と濁していました。ほんとに絞れなくて、今までずっと健くんに励まされてきたし応援してきたし、私をジャニーズに出会わせてくれたのも健くんだし。今の担当みたいに大好きで大好きでたまらなかった日ももちろんありました。
自分では理解しているけど、ブログ詳細にもあるように平等に好きでいることが難しい人間で。加えて、自分の中で好きなものに対するスタンスというか、立ち位置をやたら確定しておきたい性分です。なので一時期は、この方は自担!彼は副担!この子は推しで、健くんは神担!!なーんて言い張っていた時期もありました。

私には、担当掛け持ちは難しい。

どーかんがえても、二人を同じくらい好きでいることが出来なくて、またそんな自分に腹が立ったりしてみたりなんで???って責めてみて辛くなったりすることが増えた頃、三宅さんの舞台初日が近づいていました。この舞台が決まった頃、数年ぶりの主演舞台!嬉しい!絶対行く!って本当に嬉しくて、応募して、見事東京初日、楽日、大阪一公演に行けることになって、数ヶ月先の現場に想いを馳せていました。でもいざ、舞台初日が近づいてくると、そんなに気乗りしていない自分がいました。それにも本当に自己嫌悪してたよね。なんで?あんなに楽しみにしてたのに?自担でしょ?自担に会えるんだよ?

舞台初日2週間前、私は少年たちを見に行きました。
ほんとにほんっとに楽しみで、席は二階最後列下手端っていうド偏った席だったけど、彼の姿が見れるのが本当に嬉しくて、視界に入るわけではないのにバッチリおめかしして、ドキドキしながら幕が上がるのを待っていました。
一週間前くらいからデイブレ二階の客席降りがランダムになったって言うのを聞いて、固定だったときに彼が私の席側だったのでまじか~~~~~~~~!つらい…………ってなってて当日になるまで来い、来い、ってめちゃくちゃ祈ってたのが記憶に新しいです。実際には下手側きて私は息絶えました。デイブレの曲の記憶が無い。視覚に全神経を注ぎすぎて聴覚は死んでいた。二階最前から最後遠かったけど絶対に赤ペンラ振ってた私に微笑んでお手振りしてくれたんや……………(ヲタク特有の自過剰)

そんなこんなでしばらく彼をひきずって、三宅さんの舞台の日がきた。モヤモヤしてたけどもちろん楽しみな気持ちもあった。
幸か不幸か、その日は水曜日だった。
大好きで、毎週毎週楽しみにしている、YouTubeの更新日。毎週水曜8時前にはパソコンをテレビにつないで、Jr.チャンネルを開いて、更新ボタンを連打していた。一週間の中で必ず新しい六人に会えることが約束された大切な水曜日。

あろうことか、自担に会える生現場よりも、インターネット媒体越しの動画の彼に会えることの方が楽しみに思っている自分がいました。

会場に入ってもあんまり実感はなくて、いつも緊張とワクワクと興奮で吐きそうになる開演直前も、この日はそんなに緊張とかして無くて落ち着いていて、ちょっと異常かなとは思いました。幕が上がるともう舞台に引き込まれていったので気にすることもなくなったけれど。
作品が作品なので、最後はもう辛くて辛くて泣きながら席を後にしました。三宅さんや演者の皆様の演技にはとても引き込まれたし、さすがに初回。二、三日は作品を引きずりました。……そんな状態に安堵していた気もします。

その日のYouTubeは普通に面白かった。一緒に舞台行った子もぶいすの担だったので終演後一緒にお店入って舞台の感想言いながらすのと健ちゃんのアクスタ並べながら動画見て笑ってた。


2018年10月12日 自担が撮られた。
舞台初日から一週間とちょっと。このときの私のツイート。

“健ちゃんのフライデー見ちゃったんだけど、そんなにショック受けてないのってやばい?結婚直前とか書かれてるけど全く辛くないのってやばい?”
-午前8:05 · 2018年10月12日

“なんかーーーー結婚しても健くんは絶対に変わらないって確信がなぜかあるからかなあ、夢感情抱いてる訳でもないし、悲しいほどにア・イ・ド・ル聞いたらすっと腑に落ちるし、今までの健くんのアイドルとしての生き方が許させてくれた感じなのかな”
-午前8:05 · 2018年10月12日

“とかとか勝手に色々思ってるけど、まあ、実際にするってなったらどんな気持ちになるかは分からんし、いまもモヤモヤしてない訳では無いし、もしかしたら担降りする契機になるのかなとも思ってる 担降りしても応援はするけどね????”
-午前8:06 · 2018年10月12日

“ダメージが無いわけじゃないと思うけどね、私が特殊なのかもしれないしめちゃくちゃ重い人もいればそっかくらいで終わる人もいるだろうし”
-午前8:35 · 2018年10月12日

“准ちゃん剛くんので自分が麻痺してるだけなのかもしれないし”
-午前8:36 · 2018年10月12日


最近のV6は結婚ラッシュ出産ラッシュで、正直アイドルとしての彼らの顔が見たいなって気持ちでいっぱいでした。私が好きなのはアイドルなので。二年に一度しかコンサートがないこともわかってはいるけど、このままアイドルな彼らの姿を見ないまま結婚したり子供が生まれた報告を聞くのはちょっときつかった。舞台や映画や司会やバラエティがあるのは知ってるわかってる。でも私が好きなのは見たいのは、歌って踊ってるアイドルをしてる姿。現場もコンサートが一番好き。
こんななかで出た三宅さんのフライデー。見てしまった瞬間、意外にも上のツイートをしたように本当に何も感じなくて、なーんだ平気じゃんって感じだった。これが三宅さんは永遠に私たちにアイドルを見せ続けてくれるって信じ切っていたからなのか、それとも、私の占める三宅さんの体積が少なくなっていてそれほど大事に感じなかったからなのかは分からない。前者または後者の気持ちが強かったのかも知れないし、同じくらい両方の気持ちがあったのかもしれない。


“私生活が見えてしまったこと 隠さなかったこと 女の影 出た瞬間は平気というか何も感じなかったんだけどあとからじわじわとボディーブローのように効いてきた 理想がそのまま具現化されたようなアイドルだったから余計に崩れていくような気持ちになっちゃった“
-午後11:44 · 2018年10月24日


このフライデーがじわじわと効いてきたのはそこから二週間後のことだった。
本当にじわりじわりとこの記事が私を侵食してきて、辛くなってきて、ある瞬間、あっ無理かもって思ってしまった。だんだんと“永遠のアイドル”と信じてきた自担が崩れてきたような思いだった。私たちに向けておはなししてくれたことは嘘だったのかな、とか思い始めてしまったが最後マイナス思考は止められなくなっていって、自担について考えることがしんどくなってしまった。嫌いになってしまったわけじゃないし大好きなままだし、一番アイドルを見せてくれるその姿を応援したいけど、けど、ってぐるぐるしてた。
ちょうど担降りを考えていた時期だったので余計に。
いつの日か「私が三宅担を降りる日は自担が結婚した日だ」って呟いたことがあった。メンバーが結婚した日だったか、それともテレガイPersonのあの記事を読んだ日だったかは忘れたけれど、その日が近づいているのかもなーとも、うっすら思っていた。

そうしている間にも心はどんどんSnowManに、彼に傾いていました。

初日から約一ヶ月後、私にとっての2回目の舞台、東京楽日。この日は以前ブログに書いたあの滝沢歌舞伎をご一緒させてくれた二人と一緒に行くことになっていました。うちで前泊することになっていたので、舞台の前の日はSnowManYouTubeロケ地巡りしよう!ってなって、サンリオピューロランドへ行きました。そりゃもうめっっっちゃくちゃ楽しかった。この話はまた今度改めてしたい………
今思い返すと、殆どこの集まりで、三宅さんに触れていなかった気がする、家にいてもずっとSnowManの動画テレビで流しっぱなしにしてたし、少クラの録画見てたりすのバックのえびコン見てた……不思議、自担の現場のために集まったのに自担で盛り上がることがそんなにない、今気づいたけどホントにちょっと不思議だったなって思いました。
私は、ひっそりと、この公演で担当を降りるかどうするか決めようと、心にきめていました。本当はもとから気持ちは決まっていたのかも知れないけど、三宅担としてあがいている自分がいたので、踏ん切りを付けるために良い機会かなって。

終演後のツイート

“より、思うことがあったり”
午後4:34 · 2018年10月28日

“やっぱりわたし上がるかなあ”
午後4:34 · 2018年10月28日

“三宅さんの舞台だったわけですけど、やっぱり気持ち的に、担降りするかなーという感じでまとまってきました”
午後5:07 · 2018年10月28日

“もちろんもちろん舞台に立つ三宅さんはやばかったし引き込まれたし最後初日よりも泣いたし終演後も良かった…………ってなったんだけど、次の瞬間ってか途中にも、宮ちゃんのことを思い出してる自分がいてなんか、よろしくないなと”
午後5:08 · 2018年10月28日

舞台の上に立つ自担を見ながら、ああもう駄目かな、私が一番に追いかけるのはこの人じゃないのかもなって、悟ってしまいました。なんか悲劇みたいに書くのは三宅さんにも今の自担さんにも申し訳ないしなんか違うと思うので抑えるし、何回も言うけど嫌いになったわけでも応援をやめようと思ったわけでもありません。ただ、私の中の一番ではなくなってしまったなあという感じです。
前に書いたとおり、わたしは自分の中で好きなものに対するスタンスというか、立ち位置をやたら確定しておきたい性分で、このポジションには一人と決めておきたい人間です。自担枠は一人にしたい、その気持ちが強かったので今の担当に出会ってからずっとモヤモヤぐるぐるして生活してました。だって私には均等に好きでいることが難しいんだもん。掛け持ちは難しいんだもん。
掛け持ちを否定してるわけではないし、好きなものが多いって良いと思う。他の人が掛け持ちしててもいやじゃないしやめてくれとも言わない。ただわたしが掛け持ちできない性格なだけです。
私の中で自担は、「一番応援して、最優先に追っかけていく人」という風に定義しています。だから自担じゃなくても、例えば私はジャニストが好きで、FCにも入っていて、流星さんが好きなのですが、TVに出たら追っかけるし、コンサートは行くし、ジャニショで写真も買います。応援しています。でも、例えば一日しかないコンサートの日付が被って、自担と流星さんどちらか一人のコンサートにしか行けませんってなったら、迷わず自担のコンサートを選びます。最優先に応援したいから。そういうことです。だからたとえ三宅さんが自担じゃなくなっても、好きだから応援するし、現場にも行くし、V6のことも大好きだからコンサートにも行く。

私は、一番をはっきりさせたかったのかなあ

って思いました。なんか。ここまで決意を固めるために書いてきてやっと答えが出た気がします。
様々な担降りブログを読んでいく中で「担降りは愛さないという決断ではなく、責任がなくなってただ気軽に好きと言えるようになるもの」という風におっしゃっている方がおられました。その考えにとても感銘をうけました。担降りしたら、あの記事も崩れそうな理想も、見逃すことが出来るかな、表でアイドルをしてくれる三宅さんだけを、好き!と言って応援することが出来るかなって、まあ聞きようによっては無責任な考えですけど、ちょっと今まで自担であるが故、あまりにも自担が理想を体言化して見せてくれていたが故、過度に期待を寄せすぎていたかなと思うところはあるので、これからは楽な気持ちで応援していけるかなと思います。


この記事を上げる前日、私にとっての千穐楽である大阪公演を見に行ってきました。この記事は東京楽日をおえて、自分の今の気持ちとしっかりと向き合いながらゆっくりと時間をかけて書き進めていたので、この大阪公演が区切りかなと思いながら見に行ってきました。日を追う事に、本物のジョージになっていく三宅さん、凄かったなあ、3回見てきて1番引き込まれたし1番最後が辛かった気がする………。また、来春の舞台、羅生門を見に行くことも決まってはいたけど、半年この気持ちを引きずって中途半端なオタク活動をするのも気が引けたのでここで線を引きました。


2018年11月10日をもちまして、三宅担を降りました。
そして、ジャニーズJr.、Snow Man宮舘涼太くんをただ一人の担当として、ファンとして一番に応援して支えて生きていこうと思います。


ここからは私の偏った考えと気持ちになるかも知れませんが、
彼を応援するようになってから、感情の起伏は激しいけれど、一緒に頑張って成長していってる気持ちが強く感じられて、今回の外部舞台の件みたいに辛いときもあるけど、楽しいことがたくさんあって、毎日毎日進化していってるのがすごく感じられて、応援しがいがあるなとすごく思えます。ブログは1ヶ月半に一度の更新だけれど、たくさん自分の思いを綴ってくれて、本当に外部舞台組のお仕事が決まる中で、ファンが苦しく悔しい思いでいっぱいで自分たちの非力さを嘆いていたとき、ブログで綴ってくれた言葉。その言葉で、まだ沢山信じようと、もっともっと自担を信じようって思えて、辛かったけど信じて応援してきて。時代ドラマのお仕事聞いたときは本当に本当に嬉しかった、大袈裟かも知れないけど、今までこんなに好きなものに対して「嬉しい」という感情が芽生えたことがあったかくらいに嬉しくって、信じていて良かったな、言ってたとおり素敵な景色見せてくれたなって泣きながら思いました。
三宅さんのときみたいに理想をぶつけすぎて壊してしまわないようにしないととは思っています。慎重に慎重に、愛して応援していきたいです。

 


もちろんこれからもV6は応援するし、三宅さんのことも応援します。一番ではないけれど、三宅さん、流星さんをはじめ沢山のジャニーズアイドルを応援していけたらなと思っています。


繰り返して同じ事を書いていたり言い訳だったり纏まらなかったりして長文となってしまいましたが、最後までご清読ありがとうございました。